会報 第146号

会長 ご挨拶

全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会

会 長    戸 田 真 以 子 

(東京都立八王子東特別支援学校PTA会長)

 

 皆さま、はじめまして。
 今年度第1回理事・評議員会においてご承認をいただき、令和8年度全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会会長を務めさせていただくことになりました、東京都立八王子東特別支援学校PTA会長の戸田 真以子と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 日頃より、本連合会の活動にご理解とご協力をいただいている会員の皆さま、そして子供たちの成長を支えてくださっている先生方や関係機関の皆さまに、心より感謝申し上げます。
 私は、重症心身障害のある中学3年生の息子を含む三人の子供を育てています。また、単位PTAでは会長を務めて5年目となり、昨年度までの2年間は東京都肢体不自由特別支援学校PTA連合会会長を務めてまいりました。
 子育ての中では、不安や悩みに直面することも多くありました。しかし、そのたびに学校の先生方、医療や福祉に携わる皆さま、そして同じ立場の保護者の皆さまとのつながりに何度も支えられてきました。
 その経験を通して、私が強く感じているのは「つながり」の大切さです。地域や学校は違っても、子供たちの幸せを願う気持ちは皆同じです。一人では声になりにくい思いや課題も、多くの仲間とつながることで大きな力となり、より良い教育環境や福祉の充実につながっていくと信じています。
 去る6月17日(水)、全国特別支援教育推進連盟加盟団体として、文部科学省、こども家庭庁、厚生労働省へ令和9年度予算要望書を提出いたしました。文部科学省及びこども家庭庁においては、直接ご説明する機会もいただきました。今後、要望事項が次年度予算へ反映され、施策として実現されることを切に願っております。
 本連合会からの予算要望事項は、本ホームページにも掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
 本連合会は、会員同士が学び合い、支え合い、情報を共有できる貴重な場です。私は、PTA活動が「やらなければならないもの」ではなく、「参加してよかった」と感じられるものであってほしいと考えています。悩みを分かち合い、経験を共有し、ときには笑顔になれるような温かいつながりを大切にしながら活動を進めてまいります。
 子供たち一人一人が安心して学び、成長し、豊かな人生を歩むことができる社会の実現を目指し、皆さま共に歩んでまいりましょう。
 8月20日(木)~21日(金)に開催いたします第69回PTA・校長会合同研究大会「広島大会」においては、多くの会員の皆さまにお会いできますことを楽しみにしております。
 今後とも、本連合会の活動へのご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

相談役 ご挨拶

全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会

相談役 島 添 聡

(全国特別支援学校肢体不自由教育校長会会長、東京都立光明学園統括校長)

 

 全国の皆様、こんにちは。
 全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会相談役として、また全国特別支援学校肢体不自由教育校長会(全肢長)会長として、一言御挨拶申し上げます。


 日頃より、子供たち一人一人の成長を支えていただいている保護者の皆様、そして本連合会の活動を支えてくださっている役員・関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。


 近年、特別支援教育を取り巻く環境は大きく変化しています。医療的ケア児への支援の充実、共生社会の実現、ICT機器や支援機器の活用、卒業後を見据えた切れ目のない支援体制の構築など、私たちが向き合う課題は多岐にわたります。また、中央教育審議会では、次期学習指導要領の改訂に向けた議論が進んでおり、全肢P連から有吉前会長が、特別支援教育WGに委員として参加されています。さらに、自然災害への備えや学校内の安全の確保についても、学校・家庭・地域が一体となって取り組むことの重要性がますます高まっています。 


 こうした課題に対応するためには、学校だけでも保護者だけでもなく、関係機関を含めた連携が欠かせません。PTAの皆様の声は、子供たちの日々の生活や成長に根ざした大変貴重なものであり、教育の充実や制度改善を進める上で大きな力となっています。全肢長会といたしましても、全肢P連との連携を一層深めながら、子供たちの可能性を最大限に引き出す教育の実現に努めてまいります。


 全国特別支援学校肢体不自由教育校長会では、研究協議会や各種事業を通して、肢体不自由教育の専門性の継承と向上に取り組んでおります。また、「プレゼンカップ~ミラコン~」をはじめとする活動では、子供たち自身が自らの思いや願いを発信し、社会へ提案する機会を広げています。子供たちの発想や表現には、私たち大人が学ぶべき多くの示唆があります。未来を担う子供たちが主体的に社会とかかわり、自らの可能性を広げていけるよう、これからも応援してまいります。


 私は、肢体不自由特別支援学校の大きな強みの一つは、「つながり」にあると考えています。学校と家庭、医療、福祉、地域が連携しながら子供たちを支える環境は、長い年月をかけて築かれてきました。その土台の上に、今の教育や支援があります。先人の皆様の御尽力に感謝するとともに、私たちも次の世代へより良い環境を引き継いでいかなければなりません。 


 子供たちの可能性を信じ、育み、支えていくことが私たち大人の役割です。全国のPTAの皆様、教職員の皆様、そして関係する全ての皆様と力を合わせながら、子供たちが安心して学び、自分らしく成長し、将来に希望をもって歩んでいける社会の実現を目指してまいりたいと思います。


 結びに、全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会のますますの御発展と、会員の皆様の御健勝、そして全国の子供たちの健やかな成長を心より祈念し、御挨拶といたします。

 

退任のご挨拶

全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会

前 会 長   有 吉 万 里 矢

 

 全国の会員の皆様、いかがお過ごしでしょうか。今年の夏も暑くなりそうです。どうぞお身体に気を付けてお過ごしください。
 今年5月に開催した令和8年度第1回理事・評議員会において、会長を含む理事・評議員の交代が承認され、会長のバトンを新会長へとつなぐことができました。様々な方に支えていただきながら大切に握りしめてきたバトンです。共に走ってくださった皆様に心より感謝申し上げます。


 3年前の「栃木大会」実行委員会の皆様のご英断により参集型の全国大会が再開し、その後の「石川大会」「大阪大会」も参集型を続けてまいりました。参加された皆様の3年分の笑顔が今も鮮明に脳裏に焼き付いています。今年は別の立場になりますが、「広島大会」への参加を心より楽しみにしております。全国大会は会員の皆様が一堂に会する大変貴重な機会です。これからも無理なく、末永く続いていくことを願っております。
 現在は、関東甲越地区肢体不自由特別支援学校PTA連合会「東京大会」実行委員会のメンバーの一人として、7月25日(土)の開催に向けて奔走しています。多くの温かい支えがあって初めて準備を進めることができると日々実感しております。一つ一つの準備にも学びがあります。参加して良かったと思っていただけるような場づくりを目指し、力を尽くしてまいります。


 一人の保護者としての視点を基点として、肢体不自由のある子どもたち、特に重度重複障害のある子どもたちの現状を各所でお伝えしてまいりました。想像していた以上に多くの皆様が耳を傾けてくださり、子どもたちの未来が開けていくことを確信できました。素晴らしい出会いと経験をいただきましたことに感謝しております。
 どうか、つないだバトンがこの先もつながり続けますように。
 最後になりましたが、会員の皆様の益々のご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げ、私の活動の結びの言葉といたします。3年間ありがとうございました。

 

新ブロック長(全肢P連副会長)のご紹介

■ 北海道・東北ブロック長 

 佐 藤 貴 美 子 (秋田県立秋田きらり支援学校PTA会長)

 

 秋田県立秋田きらり支援学校PTA会長の佐藤貴美子と申します。本校は平成22年4月に開校し、肢体不自由や医療的ケアを必要とする児童生徒の学びを支える学校として、隣接する秋田県立医療療育センターと連携しながら子どもたちが安心して過ごせる環境づくりに取り組んでおります。
 子どもたちの成長を見守る中で日々の小さな変化に喜びを感じる一方、福祉制度のこと、災害時の備え、卒業後の生活、そして親亡き後のことなど、保護者が抱える心配は尽きません。秋田県では卒業後の受け入れ先が十分とは言えず、不安を抱える方も多くいらっしゃいます。だからこそ、皆様のお知恵や経験、情報を分かち合いながら、子どもたちが将来も安心して暮らせる環境について一緒に考えていけたらと思っております。
 各校PTA会長の皆様と力を合わせ、温かいつながりのあるブロックづくりに努めてまいります。1年間どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

■ 関東・甲越ブロック長

空 岡 和 代 (東京都立村山特別支援学校PTA会長)

 

 令和8年度、関東・甲越ブロック長を務めます、東京都立村山特別支援学校PTA会長の空岡和代と申します。
 今年度7月25日(土)開催の第62回関東甲越地区肢体不自由特別支援学校PTA連合会及び校長会合同研究協議会「東京大会」は、全国大会と合同で開催された「栃木大会」以来の参集型で開催します。
 これまで参加する立場であった大会に運営する側として携わることで、大会の意義について初めて実感できていることが多くあります。地域の中で子供たちや私たち保護者の人生の伴走者として応援してくれている方々の存在を、これまでよりもはっきりと、身近に感じています。東京都内15校の肢体不自由校の先生方やPTAの皆様とは、大会成功という一つの目標に向けて本音で向き合えるようになり、皆が今後に良い形でつなぐにはどうすればよいか、ということを真剣に考えながら準備を進めています。
 関東・甲越ブロックの皆様には「東京大会」を体感していただき、それをきっかけとしてブロックの今後の在り方を前向きに意見交換し合える1年間にしていきたいです。

 

■ 中部ブロック長

谷 口 智 美 (石川県立小松瀬領特別支援学校PTA会長)

 

 令和8年度、中部地区ブロック長を務めさせていただきます、石川県立小松瀬領特別支援学校PTA会長の谷口智美と申します。
 本校は山間ののどかな地域に位置し、小学部10名、中学部6名、高等部4名、総勢20名が在籍する石川県で最も小規模な特別支援学校です。
 PTA活動では、少人数ゆえに一人ひとりの役割が大きくなることや、児童生徒の半数が医療的ケアを必要としていることから、お子さんの体調によって活動への参加が難しくなる場合もあります。しかし、小規模校だからこその強い連携を生かし、保護者同士が支え合いながら活動を続けています。また、先生方にも温かく支えていただき、和やかな雰囲気の中でPTA活動に取り組んでおります。
 保護者が家庭や仕事との両立を図りながら安心して子育てができる環境づくりを大切にし、「誰もが参加しやすいPTA活動」を目指して尽力してまいります。
 また、全国の皆様とのつながりを大切にし、学び合い支え合える関係づくりにも努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

 

■ 近畿ブロック長

小 山 智 美 (京都市立呉竹総合支援学校PTA会長)

 

 京都市立呉竹総合支援学校PTAの小山智美と申します。このたび、近畿地区肢体不自由特別支援学校PTA連合会の会長を務めさせていただくことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。
 みなさんにとって「PTAとのかかわり」はどうだったでしょうか。それぞれの思い、きっかけがあってかかわりが始まっておられることと思います。近年、PTAの必要性に対し、様々なご意見があります。PTAを取り巻く環境も変わってきています。地域によってはPTA活動そのものにおいて難しさを伴うような状況があるとのお声を頂戴しております。
 今こそPTA活動の原点に立ち返り、「できるときにできることをできるかたちで取り組む」「それぞれの立場や思いを尊重すること」を大切に。そして、各地域で活動されているみなさまのお声に耳を傾けながら、子どもたちのよりよい育ちにつながる活動を進めて参ります。
 至らぬ点もあるかと思いますが、みなさまのご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

 

■ 中国・四国ブロック長

長 尾 暁 (香川県立高松支援学校PTA会長)

 

 令和8年度、中国・四国地区ブロック長を務めさせていただきます、香川県立高松支援学校PTA会長の長尾暁と申します。先日の地区総会・研修会では、事務局校として至らぬ点も多々ございましたが、ご協力いただきました各校ご関係者の皆様には、改めて御礼申し上げます。
 我が子の学校生活も、残すところ1年半余り。今まで学校という守られた環境から巣立つ日が近づくにつれ、迫る進路の選択、不明瞭な人生のビジョン。不安の解消、問題を解決するには支援が必要ですが、PTA活動を通して、確かで新しい情報を発信することで、必要な支援が必要な人に届く、そんな地域の輪を広げていきたいと思います。
 最後になりましたが、今年度は我がブロックの広島にて全国大会が開催されます。折角の機会ですので、広島の魅力を存分にお楽しみください。

 

■ 九州ブロック長 

調 亜 矢 子 (北九州市立八幡西特別支援学校PTA代表)

 

 令和8年度、九州地区ブロック長を務めさせていただきます、北九州市立八幡西特別支援学校PTA代表の調亜矢子と申します。
 今年度、初めて当校のPTA代表を務めると同時に、このような大役を担い、自分に何が出来るのかと考えました。そして、出た結論は全肢P連全国大会への参加や本年度当校が事務局を担う九州地区肢体不自由教育研究大会への参加を通して、学びを広げ、つながりを築き、見えてきたこと、感じたことを周りに伝えるということ。そしてまずは行動に移してみるということ。これらを自分の目標にして、協力し合いながらPTA活動を行い、それがいつの日か子どもたちの笑顔につながり、保護者や先生方の笑顔につながればいいなと思います。1年間どうぞよろしくお願いいたします。

 

令和8年度役員名簿

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令和8年度役員名簿PDF