【北海道・東北ブロック】
第54回北海道・東北地区特別支援学校肢体不自由教育校長・PTA会長合同研究協議会 北海道大会の報告

 

 今年度は、令和4年6月28日(火)午前9時から午後12時30分の半日日程で、北海道函館養護学校を主幹校として、web会議(Zoom)によって開催されました。開会式では、PTA活動に尽力された4名の方が、功労者表彰を受けられました。

 

 午前10時からは、各学校の校長とPTA会長による研究協議が行われました。校長部会では、学校概要や特色ある取組、コロナ禍における教育活動について説明や協議がなされました。PTA会長部会では、各校の概要、コロナ禍におけるPTA活動の取組について説明がありました。コロナ禍でも工夫した取組や活動が紹介され、今後PTA活動の参考になる内容でした。

 

 午前11時15分からは講演で、東北福祉大学の和 史郎(にぎ しろう)准教授による、「夢・愛・心」の特別支援教育という演題で、講演をしていただきました。北海道立の特別支援学校の教員時代のエピソードをまじえて、スポーツを通しての児童生徒の関わりや取組、ICFを活用した課題整理の方法等貴重なお話を視聴することができました。

 

 今回はコロナ禍の中でオンラインという方法ですが、2年ぶりにお互いの顔を見ながら協議ができました。参加された方々からは各校の現状や取組の生の話を聞くことができ、有意義であったと感想をいただきました。

 

 

(記事 北海道函館養護学校 教頭 伊東 実氏)