平成29年度 東京全国大会ご報告<ダイジェスト版>

東京全国大会ご報告
<ダイジェスト版>

2017年8月20日(日)~21日(月)第60回全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会総会およびPTA・校長会合同研究大会が文京シビックホール、東京ドームホテルの2会場で行われました。

今年のテーマは「つなぐ・つなげる・つながる~肢体不自由教育の広がる未来~」

東京ドームの向こうに見えるのが、会場の一つ東京ドームホテル 。ドームの語呂にちなんで1006室あるそう。

20日のメイン会場、文京シビックホール(東京ドームホテルから徒歩10分)

お揃いのピンクのシャツを着たスタッフの皆さんがお出迎え

 

大会報告の詳細はこちらから

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全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会報121号大会特集号

 

1日目

開会式

20日の12:30から開会式が開かれました。

全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会 会長(東京都立城北特別支援学校PTA会長)の竹内 ふき子さんより、主催者挨拶として…

「60年前に立ち上がった全肢P連。みんながつながりたいという想いが続いて今があります。今年記念誌を作りました。50年前の資料を見る機会があり、その当時の方たちの熱意を感じました。」

「時代が変わり、向き合わなければならないことが、まだまだあります。

今度は、私たちの番です。ひとりではないから、できる。なぜつながるのか、どうつながるのか…

子どもたち、私たちの笑顔のために、今日の機会を、「気づき、感じ、経験の場」とし、皆さんの地域へ是非もち帰ってください。」

と客席の保護者、先生へ語りかけました。

<来賓あいさつ>

文部科学省 初等中等教育局 特別支援教育課長 中村 信一氏

厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 障害福祉課長 内山 博之氏

東京都 教育長 中井 敬三氏

続いて、東京大会開催の準備に尽力された、全肢P連「東京大会」実行委員長(東京都立北特別支援学校PTA会長)の向野 りさ さんより歓迎のあいさつがあり、その後、感謝状の贈呈、閉式のことばで開会式は締めくくられました。


特別講演

「特別支援教育の現状と課題」

文部科学省 初等中等教育局 特別支援教育課長 中村 信一氏

特別支援教育の対象の概念図(義務教育段階)


基調講演

「社会に開かれた教育課程の実現~子どもたちの生きる力を育むために~」

文部科学省 初等中等教育局 特別支援教育課 特別支援教育調査官 分藤 賢之氏

分藤 賢之氏

「総則」における各種用語について


シンポジウム

「卒業後の進路・子どもたちの未来 ~つ・な・げ・る~」

全国特別支援学校肢体不自由教育校長会会長 田村先生のコーデイネートにより、シンポジウムが行われました。

企業・福祉・生涯学習等、各分野より、オリジナリティ溢れるアイデアや実績、ユニークな取り組み等が紹介され、子どもたちの未来に、希望と可能性が広がりました。また、労働行政・教育行政、それぞれの立場から障害者の就労や教育政策が改正されていることや今後の展望も伺い、障害者の卒業後の進路について社会全体で検討されている実感を持つことができました。

<シンポジスト8名>

(株)沖ワークウェル

代表取締役社長 津田 貴氏

(社福)東京コロニーIT事業本部

職能開発室所長 堀込 真理子氏

(特非)自立支援センターむく

PC工房 理事長 木村 利信氏

(特非)地域ケアさぽーと研究所

理事長 飯野 順子氏

保護者代表 全肢P連会長

竹内 ふき子氏

卒業生代表 在宅就労社員

鹿久保 芹菜さん

厚生労働省 職業安定局 雇用開発部

障がい者雇用対策課 佐々木 直人氏

文部科学省 初等中等教育局

分藤 賢之氏

 

「私たちに大切なつながりの輪」

全肢P連会長・東京都立城北特別支援学校PTA会長 竹内 ふき子さん

今回のシンポジウム参加を機に、現在中3の息子の今、そして卒業後のネットワークを考えてみました。また、それぞれのネットワークが息子にとって、どんな意味があるのか…。これらの繋がりを活かして残り3年間の学校生活をより豊かにしたいと思うと同時に、そうしなければ、卒業後の生活が心配でもあることに改めて気づきました。多くの保護者の方も卒業後に関しては様々な心配おありだと思います?本日は皆さんからたくさんのヒントを頂きたいと思っています。

「OKIワークウェルから伝えたい事」

(株)沖ワークウェル 代表取締役社長 津田 貴さん

株式会社沖ワークウエルは、全国50名の重度肢体不自由者の在宅雇用をしています。通勤が困難でもパソコンとインターネットを活用すれば、在宅で働けるのです。

我が社では、肢体不自由の生徒が社会で働けるよう、特別支援学校在学中から、出前授業・遠隔職場実習・遠隔肢体不自由児の皆さんが学齢期に社会性を身に着けることは社会人として生きていくために大切です。

「パソコンは皆さんにとって武器」大いに使って欲しい。就労のハードルは高いけれど、特別支援学校の先生・当事者・保護者・そして私たち企業が共に努力したことが身を結びだしています。

「働く形はひとつじゃない」テレワークの活用支援の立場から

(社福)東京コロニーIT事業本部 職能開発室所長 堀込 真理子さん

当事業本部では、ネットやスマホ、タブレットなど通信機器を活用して、テレワークを進めています(Tele=遠い・離れてとWork=働く・仕事)。働くことの魅力の一つは自分自身の成長だと思います。IT技術を身に着けることで、仕事の幅は大きく広がり、成長につながります。一方で、働くためには、技術を身に着けるだけではなく、人と共に生きる力、社会性を身に着けることが大切です。「自分を知る 自分を磨く」それを続けることは、自分自身の開いていない扉を開くことになると思っています。

「卒業後の進路・子どもたちの未来」

(NPO法人)自立支援センターむく 理事長 木村 利信さん

私自身生まれつきの障害があります。不安や心配は一生するかもしれないです。でも、だからといって夢をあきらめることはありません。

テクノロジーの進歩は目を見張るものがあります。パソコンの操作、ロボットの操作が視線ひとつで操作することができるようになりました。こういう機器を大いに活用して肢体不自由の方々の可能性を高めることができると考えています。

「学ぶことは、生きる喜び、学び続ける喜びを!」

(NPO法人)地域ケアさぽーと研究所 理事長 飯野 順子さん

障害や重い病気のために通所施設等の毎日の利用が難しい18歳以上の方に、自宅等に学習支援員が訪問して生涯学習を行う「訪問カレッジ@希林館」を運営しています。

学ぶことは生きること。そして生きる喜びです。誰にとっても、生涯にわたって生きる喜びがあることが大切だと思います。訪問カレッジの活動を通して分かったことは、たくさんありますが、「何歳になってもゆるやかではあるが、成長・発達をしているということ」です。毎日の積み重ねが、その人の存在を創ります。何歳になっても力は発揮できるのです。今が大切。今が失われないようにすることが重要です。

飯野先生の当日の資料PDF(ダウンロード)

特別支援学校卒業生、鹿久保さんの社会人として生きる力強いコメントは、会場の多くの人に勇気を与えました。

「私の道」自分らしく生きる

(株)ブレイスエム 在宅就労社員 鹿久保 芹菜さん

障害を理由になにごともできないと決めつけてしまってはいけない

自分の可能性を決めるのは自分。夢を夢で終わらせたくないと思っています。


企業ブース

入口のや2階ホールロビーには、おむつ、自動車、教材、募債用品など、16社の企業が展示、試供品の配布、体験などのブースを出展しており、賑わいを見せていました。

「とうきょうist。」も販売されていました!

(株)ジ・アース教育新社

障害児向けの水着、ズボンのブース

倉敷スクールタイガー縫製(株)

2階のフロア―の一角では、マッサージサービス

(株)東京在宅サービス

意思伝達装置マイトビーは、視線に反応してパソコンを操作が可能に。(株)クレアクト


懇親会

1日目の最後はお楽しみの懇親会!

鹿本学園 庄司 伸哉 校長

懇親会の司会は光明学園の坂さん。

浴衣姿がお似合いでした。

美味しいお食事とともに会場が歓談の和やかな空気に包まれた頃、日本火消し保存会の粋な皆さんが壇上に登場。

江戸時代から伝わる伝統芸を披露してくれました!

日本火消し保存会 http://www.nihonhikeshihozonkai.org/

大会に参加された方々に、今回参加した感想などを伺ってみることに。

シンポジウムでは、卒業生代表として壇上に上がられていた鹿久保 芹菜(しかくぼ せりな)さんとお母さんを発見!在宅勤務のお仕事のことや、そこに至る経緯などをお話してくださいました。

ー今日はシンポジウムにご登壇されましたが、いかがでしたか?

初めてたくさんの方の前で自分の仕事について話をしたので、緊張しましたが、楽しかったです。

ー鹿本学園をご卒業されたそうですが、印象に残っている先生はいらっしゃいますか?

国語の古山先生。とてもやさしかったのを覚えています。

ー今のお仕事は、学校の就職相談で見つけられたのですか?

鹿本学園の進路相談で「東京コロニー」のIT技術者在宅養成講座があるのを知り、得意なパソコンを使った在宅就労を目指して、2年間勉強しました。そのあと、「株式会社ブレイスエム」を紹介していただき、働いて2年になります。毎日ではなく、週2~3日のペースです。

ー実際にお仕事ではどんなことをされているのですか?

ブレイスエムは、義肢装具士の方の個人クリニックです。私の仕事は、義肢装具士の方が書いた手書きの書類を見ながら、パソコンで請求書を作成することです。

ー(ITパスポート、基本情報技術者試験など)国家試験にも頑張って合格されたので、

これから(プログラミングなど)高度な仕事もこなせそうですね!

そうですね。試験は難しかったので、ここまで頑張ってきてよかったと思います。

次に、ロボットスーツHAL®の装着体験をされた山本 薫風(やまもと かおる)さんにお話しを伺いました。

これが「地に足をつけて歩く」ということか!

山本さんは、光明学園 高校3年生

ーロボットスーツ装着の経験は?

昨年は3回体験しました。今年は初めてです。このロボットを装着することで、普段使わない筋肉を使っている感じがします

ーロボットスーツは山本君の歩行にどんなサポートをしているのですか?

僕の場合、足首が全く動かないんですけど、ロボット装着によって足首の運動ができるようになり

歩けるようになります。

ー歩くってどんな気分ですか?

これが歩くってことなんだな!って感じです。「地に足をつけて歩く」すごく気分がいいです。

ーロボットスーツのチカラってすごいですね!

本当にそう思います。ロボットは、僕の身体機能の弱さを支えるだけじゃなくて、弱さを徐々に強くするリハビリ機能もあるんだそうです。そこが、更に嬉しいです。

ー山本君の夢はありますか?

僕は、今、いろいろなスポーツにをしてるんです。バスケット・ボッチャ・サンドサッカーなどいろいろです。できたらパラリンピックにも出たいなぁと思っています。将来の夢は、障害者にもっともっとスポーツを広めることです。

ロボットスーツを開発販売している

サイバーダイン株式会社の皆さん

https://www.cyberdyne.jp/

<ロボットスーツHALとは>

身体機能を改善・補助・拡張・再生することができるサイボーグ型ロボットです。身体にHAL®を装着することで、「人」「機械」「情報」を融合させ、身体の不自由な方をアシストしたり、いつもより大きなチカラを出したり、さらに、脳・神経系への運動学習を促すシステムです。

<HALの機能>

「歩きたい」と考えることで、脳は神経を通して必要な信号を、その動作に必要な筋肉へ送り出します。脳から神経を通じて筋肉へ送られた信号は、非常に微弱な信号として、皮膚表面から漏れ出してきます。HAL®は独自に開発したセンサーを皮膚に貼り付けるだけで、その“生体電位信号”を読み取ることができます。それによって装着者の意思に沿った動きをアシストしたり、普段より大きなチカラを出すことが可能になります。


2018年全国大会予告

来年2018念の全国大会は福井で開催されます。

キャッチコピーは、「むすぶ力 ひらく力 未来へつなぐ 福井のきずな」

福井県立福井特別支援学校 PTAの皆さん 次回は黄色いシャツ⁉

「福井と言えば何を思い浮かべる?」

「越前がに~」「恐竜~」「めがね!」会場から声が挙がります。

来年の全国大会の開催地、福井を楽しんでくださいね~と福井特別支援学校のPTAの皆さんが和やかな雰囲気で福井の魅力をPRされていました。

2日目

分科会

分科会2日目は、6つのテーマに分かれて、全国の学校から選ばれたPTAの代表の方による分科会が始まりました。

第1分科会「学校」

「子どもたちの学校教育を支え、社会自立を育むため、学校との連携をどのように深めていくか」

<発表テーマ>PTA活動を進めるための学校との連携の在り方

徳島県立板野支援学校

第1分科会では、もっと多くの会員の方がPTA活動に参加できるようになるためにどのようなことができるのかを、徳島県立板野支援学校独自のPTA活動の特色について紹介しながら発表されました。

助言は、東京都教職員研修センター

教授 三室 秀雄氏

左から 藤田さん 弘田さん 多田教頭


 

第2分科会「地域」

「子どもたちの将来にわたり安全で豊かな地域生活を支えるため、PTAは、地域との連携をどのように深めていくか」

<発表テーマ>地域に根差した特色ある教育活動の充実を目指して

鹿児島県立出水養護学校

第2分科会では、居住地域や学校生活において、交流を推進するために、また、地域生活や学校外の活動を豊かにするために、PTAのあり方について提案発表がありました。

助言は、筑波大学教授・付属久里浜特別支援学校

校長 下山 直人氏

左から、小路さん 森山さん 牧野教頭 ○○さん

今年は、発表の後にワークショップの時間が設けられ、小グループで対話する機会があり、どの会場も活発な発言が聞かれました。


第3分科会「福祉」

「子どもたちの現在、将来の自立生活を支え確保するために、PTAは、福祉機関等との連携をどのように深めていくか」

<発表テーマ>福祉機関との連携について

青森県立青森第一養護学校

第3分科会では、青森第一養護学校の事例をもとに、多数の事業所との連携を図りながら、支援の拡充に努めている現状や、医療的ケアを実施している事業所の不足の課題などについて発表がありました。

厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部

障害福祉課 障害児・発達障碍者支援室

障害福祉専門官 田中 真衣氏

左から 高橋教諭 齋藤さん 小田切さん 平川さん


第4分科会「進路」

「子どもたちの社会参加と自立の実現を目指し、ライフステージに合わせた支援をどのように行っていくか」

<発表テーマ>医療的ケアを必要とする児童・生徒の卒業後の進路~これからの在り方をPTAとしてどう支援していくか~

東京都立光明学園

第4分科会では、医療的ケアの必要な子供の保護者にとって、卒業後を控えての不安はとても多く、より正確な情報をえるために、PTAとしてどんな支援をすることができるか、在校生の実態を調査し、卒業生の声を聴くことで問題を考える機会となりました。

助言は、NPO法人地域ケアさぽーと研究所

理事長 飯野 順子氏

左から 久野さん 坂さん 伊丹さん


第5分科会「医療」

「子どもたちの健康・安全の保持を基本に、医療機関や従事者との連携をどのように深めていくか」

<発表テーマ>人工呼吸器を使用している児童生徒への対応~県モデル事業の取り組みより~

長野県稲荷山養護学校

第5分科会では、昨年度の件のモデル事業の指定を受け、人工呼吸器を使用している児童生徒について、教育上や保護者負担軽減の観点から、可能な限り付き添いを求めずに対応していくための整備、実践について、取り組みの報告とこれからを話し合いました。

助言は、東京都立東部療育センター 医師

益山 龍雄氏

左から 山口教諭 大久保さん


第6分科会「機器」

「子どもたちの可能性を広げ、生活を豊かにするコミュニケーション支援をどのように深めていくか」

<発表テーマ>茨木支援学校での取り組み

大阪府立茨木支援学校

第6分科会では、ニーズが高まっている「機器」について活用事例を紹介しながら、今後家庭と学校が「機器」の使用についてどのように連携していくことができるかということを発表しました。

助言は、国立特別支援教育総合研究所

情報・支援部 主任研究員 杉浦 徹氏

左から 木﨑さん 木下さん


保育の様子

大会中、子どもたちは、担当の保護者や先生方が見守るなか、会場内にある保育室で時間を過ごしていました。ボッチャや音楽演奏など様々なプログラムを楽しんだり、お昼過ぎには、東京ドームの周辺をお散歩する姿が見られました。

お昼過ぎ、たまたま保育室にいらした保育担当のお母さんにお話しを聞くと、「大会では、色々な学校の人と会えたり、以前の先生に久しぶりに会えることが楽しみなんです」と話てくださいました。


記念講演

テーマ「出張!ゴルゴ塾 命の授業

~言霊(ことだま)の力でもっと強くなれる もっと優しくなれる もっと楽しく生きられる」

お笑いコンビTIM ゴルゴ松本さん

松本さんが「どもー」と登場すると、会場の空気がグッと前に引き寄せられるのを感じました。

「みなさん、『おはようございます』って、もともとどういう意味で使われてたと思いますか?」

「お早く、お起きになりまして、ご健康おめでとうございます」って意味なんですよ。

漢字の意味・成り立ちから、その真意を探り、気づかされる「命の授業」…。

時に、「これって、僕のこじつけですからね。広辞苑には載ってません」(会場から笑い)と言いながら、それでも、言いえて妙だな、と思うことも多く、言霊からのパワーを浴び続けた時間でした。

彼の巧みな話術とともに、白板に次々と書いては消される沢山の漢字。全てをご紹介しきれないのですが、話の途中に何度か出ていた言葉をご紹介します。

「糸をよってよって、紡いで……未来をつくる」日々の「準備と用意」が未来をつくるんですよ。

継続は力なり、ですね。

締めは、お決まりのポーズで


記念挨拶

文部科学省 初等中等教育局 視学委員 菊池 桃子さん (残念ながら、写真掲載不許可)

【講師プロフィール】

1984年芸能界デビュー。幅広い芸能活動と一男一女の母として子育てを両立する傍ら、2012年3月法政大学大学院政策創造専攻修士課程修了。その後、母校である戸板女子短期大学の客員教授としてキャリア教育の講義を担当している。2016年7月より、文部科学省 初等中等教育局 視学委員。


閉会式

主催者挨拶をする全国特別支援学校肢体不自由教育 校長会 会長 田村 康二朗氏

南麻布2丁目、東京タワーの近くに「肢体不自由教育の発祥の地」があります。

1932年(昭和7)曹渓寺というお寺の前にある児童公園の片隅には、小さな黒い石碑が建っているそうです。日本最初の肢体不自由児を対象とした教育がそこから始まりました。

その歴史を振り返りながら、未来の大会に向かって繋がっていきましょう、と田村校長より熱いメッセージがありました。

<大会宣言>

全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会 副会長

東京都立小平特別支援学校PTA会長の太田 律子さんより大会宣言文の朗読も行われました。

以上、東京全国大会をギュギュっと凝縮したダイジェスト版でしたが、いかがでしたでしょうか?

今後、具体的な内容が掲載された報告書(冊子)が配布される予定です。

今大会の会場準備・運営等を担っていただいたPTAのみなさん、本当にお疲れさまでした。

そしてご参加の皆さん、ぜひお住まいの地域でも大会で得たものを有効に活用されてください。