いざというとき、簡単に作れる ペットボトル吸引器

いざというとき、簡単に作れる ペットボトル吸引器

ペットボトルを凹ませて形が戻る力を利用して吸引します。吸引の連続使用は無理ですが、一度に5秒から10秒くらい持続します。

いくつか試作品を作りましたが、サントリービタミンウォーターのペットボトルがおすすめです。フタの内側が二重になっていて、エアー漏れが少ないです。

また、柔らかいペットボトルだと形が戻らないので適さないようです。

このペットボトル吸引器は、埼玉県災害支援ナースに登録されている看護師さんの情報をもとに,平成28年度関肢P連埼玉大会で 埼玉県立日高特別支援学校 PTA顧問の吉田様より報告があり、試作したものです。

停電や万が一の災害時に、この情報を思い出して役立ててみて下さい。


準備するもの>

・500㍉ペットボトル (硬めのもの)

・プラスドライバー 直径5mm

・ライターまたはカセットガスコンロ

・吸引カテーテル

作り方>

➀ライターまたはカセットガスコンロでドライバーを熱します。

②フタの内側が二重になっています。

③熱いドライバーでペットボトルのフタに穴を明ける。

④吸引カテーテルを差し込む。

<情報提供>飯高正代さん(茨城県立つくば特別支援学校PTA副会長)