全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会とは
全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会は特別支援学校(肢体不自由)PTA相互の協調をはかるとともに、全国における特別支援教育・肢体不自由教育の向上発展を促進することを目的とした会です。
活動内容
- 各単位PTAの調和と協働につとめ、会員相互の親睦を図る。
- 共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システムの構築のため、特別支援教育等への要望、提言に努める。
- 肢体不自由児者の教育、医療、福祉、就労等における施策の充実を図る。
- 共にあゆむ社会づくりを構築するため、理解啓発運動を促進し、社会へ広めることに努める。
- 全国6ブロックのPTA活動を有意義なものにするため、研修会、事業等を行う。
会長からのご挨拶
皆様、はじめまして。
紙面開催による令和3年度総会において、会長としてのご承認をいただきありがとうございます。お忙しい中、表決書をご提出いただいたことに心より感謝いたします。
はじめに、私とPTA活動の関わりについて簡単に紹介させていただきます。約7年前に縁あって現在の住まいに引っ越して、1年もしないうちに子どもが小学部入学となりました。同じ学年の数名の中から毎年PTA役員を出す必要があり、小学部3年生の時に役員に立候補いたしました。いつか務めるならば今のうちに、という軽い気持ちです。学校でPTA会長を決める話し合いをした時、候補者の様々な事情を伺うと、他のどなたかにお願いする方がご無理をしていただくことになると感じ、会長を務めさせていただくことにしました。今年度、4年目のPTA会長です。誤解を招かないように一言書かせていただきますと、学校単位のPTAでは、単年度で会長の任期は終了しますが、これまで続けてきたのには様々な理由があります。特にこの場に居られるからできること、この場に居るからこその充実感があり、自ら選んでいると思っています。
新型コロナウイルス感染症の影響はまだまだ大きく、全国の各校の皆様もPTA活動をどのように継続していくか、顔を合わせることのできない中でのPTA活動の意味を、日々考えていらっしゃるのではないでしょうか。まだまだ未熟ではありますが、私なりに経験から感じていることがあります。
一緒にPTA活動に関わる仲間は、始めは友達や気の合う人同士ではないことが多いです。しかし、偶然一緒になった人同士で繋がることができる良さがあります。私自身、子どもの入学前に引っ越したばかりだったので、PTAをきっかけにして縦にも横にも人との繋がりができました。連合会に関わる機会をいただいたことで、自分の住む地域を中心として、今では全国の皆様と繋がって、より広い範囲で子どもの教育などについて考える機会をいただけます。
またPTAは、学校の保護者や先生方の多くに参加していただいているので、様々な立場、状況の皆様の思いを大切にすることができます。外出が難しい方に対しても多くの情報の発信を、なかなか自分から声を挙げることが難しい方の思いにも耳を傾ける活動を、そして集まれない状況でも困っている方・悩んでいる方が相談していける活動をしていきたいと思います。
さらに、澤村前会長から引き継ぎ本連合会の会長として、子供たちの教育や生活に密接に関わる施策に携わってくださっている方々にお会いする機会をいただいています。このことは、本連合会が校長会とともに長い年月丁寧に活動を継続してきた賜物と感じます。これからも大切に繋いでいきたいことです。
5月の第1回理事会の折には、北海道から沖縄まで全国の皆様とWeb会議システムで繋がってお顔を拝見することができました。画面越しでしたが、ご参加いただいた方を代表としてさらに多くの方と繋がっている、多くの仲間がいると思うと、たくさんのエネルギーをいただきました。皆様と一緒に歩んで行ける1年間にしたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
組織概要
目的 | 肢体不自由特別支援学校PTA相互の協調をはかると共に、全国における特別支援教育・肢体不自由教育の向上発展を促進する事を目的とする。 |
活動 内容 |
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会員 | 全国の特別支援学校(肢体不自由)の各PTAとします。令和4年度現在の会員数(学校数)は214校 児童・生徒数は約1万7千人 |
会費 | 児童・生徒数1名あたり年間400円 |
役員 | 全国を6ブロックに分け、理事・評議員を選出し、理事の互選 により会長・副会長を選任する。 |
組織 | ![]() |
事務所 | 〒170-0005
東京都豊島区南大塚3丁目43-11 全国心身障害児福祉財団ビル7階701号室 TEL 03-6721-5710 FAX 03-6721-5711 |