熊本全国大会 ご報告
<ダイジェスト版>

8月20日~22日 第58回全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会総会およびPTA校長会合同研究大会が熊本のANAクラウンプラザホテルで盛会のもと終了しました。まずは、その第一報をお伝えします。

 

20日の総会で新会長に引継がれました

3年間、全国肢体不自由特別支援学校PTA会長を務めた坂ますみさんが退任されました。そして、新会長として、竹内ふき子さんが就任。また、円滑な連合会・研究会運営のために、連合会の規約改正案が示されました。今後、全国の各連合会組織に諮られた後、決定の運びとなります。

21日は、開会式・基調講演・6分科会、懇親会が開催

本大会の研究主題は「肢体不自由のある子どもたち一人一人が生きる力を育むために、PTA活動はどうあるべきか」です。

基調講演は、「特別支援教育の動向と肢体不自由教育の課題」をテーマに、文部科学省初等中等教育局特別支援教育課 特別支援教育調査官 分藤賢之氏が、肢体不自由児の、1)育成すべき資質・能力 2)新しい時代に求められる資質・能力 3)障害者の権利に関する条約等への対応 4)学校教育法施行の規則の一部改正等についてお話しされました。


12年間の義務教育期間に、いかに一人一人のこどもが生きる力を育み、地域社会で生活を営めるよう導くのか、家庭、学校、地域、肢体不自由のこどもたちに関わる様々な組織や人が考え、実践する必要性について強く訴えかけるお話しでした。

 

第1~第6分科会
「学校」「地域」「福祉」「進路」「医療」「機器」に分かれて検討

各分科会では、指導助言者からのテーマについての導入の講義があり、その後に、全国より2校の特別支援学校・養護学校が実践や取り組み中にある課題を報告しました。
いずれの報告も準備に時間をかけた報告で、その後の質疑の時間も一層有意義に、テーマを掘り下げることができました。

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夜の懇親会は、盛況に

地元熊本県立鹿本農業高等学校、郷土芸能伝承部の皆さんが清々しく幻想的な山鹿灯籠の舞で会場を魅了しました。その後は、日常のあれこれを語り合い、どのテーブルも、笑顔・・笑顔・・

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22日 会員研修 ー柴田美優さん・直美さん親子による講演ー

テーマの「夢のたからばこ」は美優さんの書いた詩の題名です。

松橋支援学校の先生方による指文字通訳によって、美優さんのひたむきに夢に向かって歩み続けていることが、また、直美さんの飾らない、日常の暮らしのなかで、美優さんを見守り、文字通り育んでこられたことが会場全体に伝わりました。

いろんなきもち とっておくのは たいへん はなせたらいいのに かんじたこと すぐに ことばにできたらいいのに きもちは すぐに かわっちゃう きもちをとっておきたいなあ みゆ

最後に美優さん。この講演をうけたのは、「お母さんのことを知って欲しかったからです」。自分の中にあるチカラに気づいてくれ、いつも一緒にいて、育ててくれていたお母さんを知って欲しかった。そんなメッセ―ジに直美さんも、会場のたくさんの皆さんも涙がいっぱいになりました。

2時間の講演を終えて、ほっとした表情の美優さん

1年半にわたって、大会準備をされた熊本の特別支援学校PTAの皆さま、先生方、本当にお疲れ様でした。沢山の人と人との繋がりが生まれた実りの多い大会でした。有り難うございました。
熊本大会の様子は、大会情報のページで更に詳しくお知らせしていきます。


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